ナウハウス所長の鈴木です。今何を感じ、どのように建築に向き合っているのかを伝えていければと思います。
ナウハウス一級建築士の高橋です。設計を通して感じたことや現場の進捗を気軽に綴っていきたいと思います。
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ブログを始めて
2006-10-20
ブログを書き始めますといろいろな感想が聞くことができます。また、提案を頂いてホームページのメンテナンスをしますが、言葉が人の心に届いていることを感じて、たいへん嬉しく思いますし、はりあいが出てきました。とりとめのない話がブログに多いのですが、私はぜひ伝えたいと思ったことだけを書きたいと思いました。毎日の仕事やできごとの中で気がついたことや面白いと思ったことを、自分の視点で書くことを心がけております。わたしの頭は「建築あたま」ですので、生活の中での建築的アイデアをできるだけ紹介したいと思っております。文章を書くということは、頭のなかのサビ落としをしているようなものですので、余分なものが整理されて私の眼がすこしずつ見通しが良くなってくるかもしれません。
「秘事は睫」というのでしょうか、ものごとの大事なことは、分かってしまえばこんな身近にヒントがあったのかということですが、それを掘り起こそうとする時は、どうしても理屈っぽくなってしまいます。世の中のものごとは、できるとか分かるようになった人から見れば簡単でも、そうでない人から見れば見当もつかないものであったりします。なんとか理解したいと隠されている秩序を見つけようともがくばかり、理屈っぽく分かりにくくなってしまいます。しかし手がかりを得たという感触はあって、イメージの展開のなかでそんな仮説が有効に働いて、建築の設計に役立っていることも多いのです。
漢字が多く、文字が詰まりすぎて読みにくいとのご指摘で、さっそく段落できちんと区切ることにしました。写真を入れて分かりやすく、やわらかくということもやってみたいと思います。
ブログを始めて「半年間、穴の開くほどナウハウスのホームページを見てました」という方が、住宅の設計の依頼に来てくれた時は嬉しかったですね。30代前半のご夫婦ですが、老朽化した実家を建て直し、お母さんやおばあさんと一緒に住みたいとのことでした。ホームページに掲載されている、ナウハウスの仕事例やブログを半年間穴の開くほど見てくれて、建築についての考え方に共鳴してくださったようです。設計者としては「半年間、穴の開くほどナウハウスのホームページを見てました」というご期待にお答えしなければなりません。身の引き締まる思いです。
またナウハウスの名前の由来が、バウハウスから来たいきさつを書いた「バウ」ハウス「ナウ」ハウスへのブログを読み、ナウハウスの仕事例を見て設計を依頼に来てくださったクライアントもおります。わたしが学生の時の卒論で「クレーによる生成の概念」を論じたいきさつを読んでくださり、ナウハウスに興味をもってくださったとのことです。
10年前には、Web上でのこのような出会いは思いもよらないことでした。以前は建築専門誌やコンペに入賞することでしか、自分の建築に対する考えを発表することはできませんでした。蒸気機関車から電気機関車、そしてコンピューターの時代を生きていて、たいへん幸せなような気がいたします。みなさんこれからもナウハウスのブログを覗いてください。鮮度のいい発見をお知らせしたいと思います。
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