ナウハウス所長の鈴木です。今何を感じ、どのように建築に向き合っているのかを伝えていければと思います。
ナウハウス一級建築士の高橋です。設計を通して感じたことや現場の進捗を気軽に綴っていきたいと思います。
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信玄の「おそらく」の短刀
2017-01-27
戦国武将たちが愛用した島田鍛冶の刀工の展覧会が、島田博物館で開催されています。なかでも、助宗の短刀は武田信玄が使った品として有名で、刀身に「おそらく」の文字が刻まれています。「おそらく造り」の体配は切先が刃長の半分以上を占め、いかにも物切れしそうです。「おそらく造り」のデザインは用と美がぴったりと合い、虎徹や清磨といった後世の刀工が、さかんに「写し」を作っています。本家の助宗の「おそらく造り」の刃長が23.0cm、清磨の写しが27.9cmというように、他の写しも30cm前後と寸延びの傾向にあります。オリジナルの凄みが「写し」の刃長を拡大させています。凄みのあるデザインが、その感動の増幅を助長させるようです。
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