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ナウハウス所長の鈴木です。今何を感じ、どのように建築に向き合っているのかを伝えていければと思います。
ナウハウス一級建築士の高橋です。設計を通して感じたことや現場の進捗を気軽に綴っていきたいと思います。
30代のクライアント
2011-12-30
偶然ですが、現在施工中あるいは設計中のクライアントは皆さん30代です。これから家庭を作り、子供を育てようという夢がいっぱいの若夫婦です。
ナウハウスを作ったときも私は30代でしたからそのときの気持ちはよくわかる気がいたします。それから4半世紀経ち、冠婚葬祭はすべてこのナウハウスで行いました。住まいでもあるナウハウスは、極端に人生の儀式とも一体でしたが(結婚式・会社の創立総会・告別式・その他パーティ・コンサートはこのナウハウスの建物で行いました)、30代の方の家作りはこれからの人生の舞台づくりであることは確かです。たいていのことは経験した設計者として、家作りに当たってどのような提案をすべきかは、一味違わないといけないと思っています。家作りというよりも「家庭作り」といったほうがいいのかもしれません。

(結婚式 披露宴)
3.11以来、防災の意識は高まりました。しかし自然災害はわが国の宿命だと考え、恐れすぎてもいけないと思います。日本人の自然への畏敬の感覚があります。それが日本らしさを育ててきたともいえます。しなやかな強さの日本らしさで、生き抜く家作りをしたいと考えています。

(ジャズのコンサート)
日本には春夏秋冬の節目があり、人も家も年を重ね、同じでいることはありません。この時間の観念を家作りの知恵とすれば、時間に耐える仕掛けのある家になるにちがいありません。
住宅は店舗ではありませんが、人が集まりやすい家は楽しいと思います。縁があって知り合った人たちとの交流の場として、触媒となる家であったらいいと思います。
設計者の私はただいま30代に戻り、夢多き未来を考えることはとても楽しく思っています。未知のことに不安もあると思いますが、そこはかつての30代の私が応援すべきところだと思っています。

(父の告別式)
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